《Asu》iOSのKindleアプリアップデートでAmazonストアとの連携が便利になったぞ

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いつもKindle PaperwhiteとiPad mini、そしてiPhoneを使い分けてKindle本を読んでいます。
「本を読む」ということに関しては、Kindleは非常に優秀な成績です。
Amazon純正のKindle Paperwhiteでは、Kindleから直接Kindleストアを開くことができ、書籍の購入やサンプルのダウンロードが可能です。ところが、iOSアプリにおいては、ストアとの連携がイマイチというか全然ダメで、アプリからの購入はおろか、Amazon純正のアプリからさえもKindle本の購入ができず、SafariでAmazonのWebサイトから購入するしかないという悲しい現状です。

これだけの洗練された生態系を持つAmazonが、どうしてこのような状態を長く放置しているのかはわかりません。なにかオトナの事情があるのだと思います。しかし、一歩ずつ改善はされています。

2013年5月1日のアップデートで提供された、Kindleアプリ バージョン3.7で、次の新しい機能が実装されました。この機能追加でどのように連携が可能になったか紹介しましょう。

 

サンプルダウンロードができるようになった!

ここから紹介するスクリーンショットはiPhone用のKindleアプリの画像となります。
Kindleアプリの読書画面で、画面まんなかをタップして表示されるツールバーの、本のマークのボタン(移動)を開くと、表紙や目次、メモやブックマークへジャンプするリンクが表示されます。今回このリストの一番下に『本を閉じる前に』というメニューができました。

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メニューから「本を閉じる前に」を開く

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すると、今読んでいた本のレビューや評価の画面とともに、画面下部にはおすすめ書籍が表示されます。ここから興味のある本を選択すると、次の3つのボタンが現われます。

  • ほしい物リストに追加
  • 自分にEメールを送信
  • サンプルをダウンロード

この一番下の「サンプルをダウンロードする」ボタンを選択すると、無料サンプルを直接ダウンロードすることができるようになりました。

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今回は「夢をかなえるゾウ」のサンプルをダウンロードしてみました。ダウンロードの確認ダイアログが出ますので、OKを選ぶと、アイテムリストにサンプルが追加されました。ここまでが非常にスムーズにいきます。

 

Eメール自分送信経由で購入までの連携プレイが少し便利に!

残念ながら今回のアップデートでは、Kindleアプリから直接書籍を検索し購入することはできません。しかし、Eメール送信機能を使うことで、購入〜読書までの連携が以前よりはかなり便利になりました。

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『この本について私にEメールを送ってください』という長ったらしい名前のボタンを選択すると、電子メールの編集画面が開きます。ここで自分のメールアドレスを設定してメールを送信します。

※ユーザー辞書登録を使って、自分のメールアドレスを「めあど」等の読み方で登録しておくと、こういうときのメールアドレス入力がカンタンになります。

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このようなメールが届きますので、『詳細はこちら』という黄色いボタンを押します。するとSafariが開いてAmazonのWebページが開きます。ここですぐ購入した場合、配信したいKindleデバイスを選択して購入手続きを行います。

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そしてKindleアプリに戻ると、無事に購入した書籍がダウンロードされていることが確認できました。

このように決してスマートとはいえないまでも、iPhoneアプリの連携をうまく使って購入〜読書までの連携が以前よりはかなりスムーズに行えるようになりました。

  1. Kindleアプリ
  2. メール
  3. Safari
  4. Kindleアプリ

という、非常に遠回りなルートです。
ここはやっぱりAmazonさんには頑張ってもらって、早くオトナの問題を解決していただき、Kindleアプリからのスムーズな購入連携を実現させてもらいたいと、切に思う次第であります。

 

 

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