《Asu》知っていましたか? LAMYサファリのインクカートリッジの正しい装着方法
日常使いの万年筆として愛用している、LAMYのSafariシリーズ。
この万年筆を購入したとき、ブルーのカートリッジインクが1本付属しています。カートリッジインクは装着するだけで手軽に使用できるので、出先でインクが無くなった時にすぐに取り替えることができるというメリットがあります。
インクカートリッジがなかなかつけられない・・・
初めてSafari万年筆を買ったとき、とりあえずカートリッジを装着しようと、一生懸命カートリッジを押し込んでいました。でもかなり力を入れて押し込んでもなかなかキチンとはまらず、机に押し付けたりと、苦労していました。
実は、Safariシリーズ(サファリとアルスター)には、独自のインクカートリッジの装着法があります。意外と知らなかったという方もいらっしゃると思いますので、紹介しておこうと思います。
インクカートリッジの正しい装着方法
サファリやアルスターを購入するとき、お店に置いてある万年筆を見ると、写真のような紙製のリングが装着されています。初めはこのリングの意味がわからず、新品を見分けるためのものなのかな、と軽く考えていました。
リングには文字が印刷されています。「Entfernen / Remove」とあります。
Entfernen:ドイツ語で「取り除く」という意味。Removeと同じですね。
使用するときは、このリングを取り除いて下さい、という意味かと思っていましたが、実はもっと深い意味が隠されていました。
サファリにカートリッジを取り付けるときは、まずボデイを取り外して、本体にカートリッジを軽く差し込みます。
カートリッジを装着する向きは写真を参考にしてください。
ここでは全然力を入れなくてオッケーです。そのままボディーをねじ込んでいきます。
普通に軽く回しながら取り付けていくと、この写真ぐらいのところでいったん負荷がかかって止まると思います。そこからさらにぐいっと力を入れながら回して、キチンと最後まで取り付けます。
はい、これでおしまい。
サファリのボディーの構造は工夫されていて、カートリッジを軽く差し込んでボディーをねじ込むだけで、カートリッジがキチンと装着されるようになっているんです。このあたりの機能性はさすがドイツ製です。
ここまで入ったら装着完了。
紙リングの意味は・・?
店頭に並べられた状態では、付属のカートリッジは万年筆のボディーの中に入った状態でおいてあります。ここでリングがなかったら、カートリッジが装着されてしまうため、この紙リングで最後までボディーがはまらないようにされていたんですね。
「使うときはリングを外して、ボディーを取り付けるだけ」というお手軽機能でした。
リングを誤って外したままボディーを締め込むと、インクが装着されてしまうので、店頭の商品を試してみるときは注意してください。お店によってはお客さんが触れるディスプレイでは中のカートリッジを取り出してくれているところも多いですね。
お手軽な価格で、カラーも豊富なラミーサファリ・アルスターシリーズ、初めて万年筆を試してみたいという人にもオススメします。
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