《Asu》iTunes U イチオシ講義(2) サンデル教授のハーバード白熱教室 〜本では味わえないこの臨場感!
以前のエントリーで紹介した、iTunes Uの10億ダウンロードを記念して、何回かにわたって、私のイチオシのiTunes Uの講義を紹介しています。
今回は第二回。あのハーバード大のマイケル・サンデル教授が2010年に来日し、東京大学安田講堂で3時間にわたって行った講義の内容が全て収録されています。
マイケル・サンデル「ハーバード白熱教室 in JAPAN」2010|iTunes U
それでは、講義の内容について紹介します。
講義の概要
大学総合教育研究センター・NHK共催「ハーバード白熱教室 in JAPAN」として安田講堂にて行われ、身近な問題を題材に「正義」を論じる、3時間を超える対話型講義となりました。(iTunes Uの講義紹介より)
- 「ハーバード白熱教室 in JAPAN」公開にあたって:そこにかけた想い
- 前半1.イントロダクション・三人の命 vs. 一人の命
- 前半2.イチローの年俸は高すぎる?
- 前半3.東京大学の入学資格をお金で買えるか?Ⅰ
- 前半4.東京大学の入学資格をお金で買えるか?Ⅱ
- 後半1.殺人を犯した弟を警察に突き出すか?
- 後半2.海外の被災者と日本の被災者、どちらを救うべきか?
- 後半3.現世代は前の世代の過ちの責任を負うべきか?
- 後半4.オバマ大統領は原爆投下を謝罪すべきか?
講義の内容は、書籍にもなっていて日本語で読むことができますが、このiTunes Uに収録されているのは、もちろん講義のそのまんま。サンデル教授は英語で話し、受講者と受け答えをするわけですが、受講者の中で英語が出来る人は英語で受け答えをして、英語が話せない人も同時通訳付きで日本語で自分の意見を述べます。
iTunes U は日本語で字幕が入っていますし、サンデル教授の英語は非常にわかりやすく、ゆっくりとしたスピードで話してくれているため、われわれ日本人にとっても非常に理解しやすくなっています。日本語に翻訳された文章を読むのとは、ひと味もふた味も違った臨場感をそこに感じることができます。
英語があまり得意ではない人も、ぜひこの雰囲気を味わってみてください。
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