《Asu》わたしの仕事用モレスキンをちょこっと公開 +自分ルール
いつも仕事で使っているノート、モレスキンの中身をちょこっと公開します。
一緒に、普段ノートを使う時の自分ルールのようなものも紹介します。
業務の情報が書かれていますので、読めないように画像に修正をかけていますのでご了承ください。
必ず日付を赤いインクで記入する
ノートに何か記入するときは、必ず日付を記入するようにしています。
特に、その日の最初に日付を書く時は、赤いインクを使います。
ノートを読み返したり、何か書いた内容を探すときの、重要な検索キーになります。赤い色で書いておくと、パラパラめくって探すときに目立ちますので、検索のスピードがアップします。
書かれた内容を読むときにも、日付があれば、その周辺のことと組み合わせて、記憶がよみがえってくるような気がするので、ノートに何かを書く時は必ず、日付とその日のイベントや出来事などをできるかぎり一緒に書くようにしています。
メモやポストイットはそのまま貼り付ける
みなさんは人と話をしながら書いたメモや、ポストイットをどうしていますか?以前は、その内容をノートに書き写したりしていました。確かに見た目はキレイになるような気がします。ある頃から、このようなメモ類をそのままノートに貼り付けてしまうようになりました。ポストイットであればそのまま貼り付けます。普通のメモ用紙の場合は、糊で貼り付けてしまいます。そして、そのまわりのノートと合わせて、自由にいろいろなことを書き込みます。
打ち合わせで書いた手書きメモなどは、その時の臨場感や記憶を呼びさますキッカケにもなります。仕事用だからと、業務に関係する内容だけを書くだけではなく、ぜひその瞬間の記憶や、そのとき浮かんだ関係ない物事についても、同時にノートに残してみてください。あとで読み返したときの感覚が全然違ってきます。
※コラム: 手書きとポストイット思考法
付箋紙は何かを考える時の思考ツールとしても非常に有用です。企画を練ったりするときに、まずパソコンに向かって考え始める人も多いですが、私の場合はよほどの理由がない限り、紙とポストイット、そして太目の万年筆やマーカーを使います。
コンピューターを使うと、どうしてもその制約の中でしか思考が広がらなくなる傾向があります。そこで大きな紙に向かって手書きでイメージを作っていくようにしています。この時にポストイットも活用して、キーワードを書いてあちこち貼り替えながら考えると、良いアイデアが浮かぶことが多いような気がします。
いろいろな色のインクを使う
ノートを書く時に使うペンの色にも工夫をしています。よく言われるのは、書く内容の種類によって色を変える、という考え方。もちろんできることならこれがベストかもしれません。私の場合は、そこまで厳密にやるのは面倒くさいですし、使うインクもコロコロ変わります。そこで、ひとつだけ気をつけるようにしています。
時間の流れを色で表現する
最初にノートに書く時はどんな色でもかまいません。ただ、そのあとしばらく時間がたったあとで何かを追記するケースが結構あります。タスクであればその結果や、追加で分かったことなど。この時にインクの色を変えて書き込むようにしています。こうしておけば、追記が多いテーマ、すなわち何か変化や盛り上がりのあるテーマは一目瞭然です。このことは、先日のエントリー で紹介した美崎栄一郎さんの書籍、「結果を出す人」はノートに何を書いているのか でも言及されています。文字だけでは表せないことを表現するための工夫は、ほかにもいろいろありそうです。
見開きや横向きも活用
通常使っているノートは、モレスキンのルールド(横罫)またはスクエアード(方眼)です。スクエアードは見た目からして自由度が高そうですが、ルールドの場合でも罫線はあくまでガイドライン。必要に応じてバッサリ無視します。
また、ノートのレイアウトも、横向きにして書いたり、見開きにして使ったりします。あえて約束事を破って自由に使うことで、自分の思考も自由に発想する、というおまじないも兼ねています。
このように、見た目がキレイだからという理由ではなく、あくまでノートはアウトプットを引き出すためのツール、という考え方で、自由な発想で使っていくようにしています。
また私の場合、常にメインのノートはモレスキンのラージサイズを使っています。ライフログを残す、というような目的の場合は、携帯性も考えてスモールサイズを使っている方も多いです。しかし、仕事用とプライベート用を分けておくと、常にノートを二冊持ち歩くことになりますので、どっちか忘れたりすると非常に面倒なことになります。そこで仕事の内容と、プライベートの内容に区別をつけることをやめて、一冊のノートの前からと後ろから、という緩やかなルールだけを作って、両方兼用で使うことにしました。
いまのところこれがかなりアタリで、さらにいい使い方を発明するまでは、もうしばらくはこの使い方で行ってみようと思っています。