《Asu》2013年3月時点での 対モレスキン 万年筆+インクラインナップ そして裏抜けチェック

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▼「モレスキンと万年筆」関連エントリー

 

旧ブログのときから検証を続けてきた研究課題、
『モレスキンでも裏抜けしない万年筆+インクの組み合わせ』の2013年3月5日時点での状況を報告します。

現在使っている、メインモレスキン:モレスキンEvernoteスマートノートブック(ラージ、スクエアード)は、非常に裏抜けしやすい紙質の個体のようで、これまで使ってきたモレスキンたちの中でも、ペンとインクを選ぶ、わがままなかわいいやつでした。いろいろな組み合わせを試してきた結果、まぁ許せるだろうレベルになりますが、ある組み合わせで現状落ち着いています。

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現状のラインナップを紹介しましょう。手前から順に

  1. ペリカンM200クラシックデモンストレーター(F) + PILOT色彩雫・月夜
  2. ペリカンM205ブルーデモンストレーター(F) + PILOT ブルーブラック
  3. LAMYサファリ(スケルトン、M) + PILOT色彩雫・山葡萄(やまぶどう)
  4.  LAMYアルスター(EF) + LAMY ブルー

文章を書くための万年筆は細字系になっています。3のペン先Mのサファリは日付を書くために使っています。自分ルールとして、モレスキンに何かを書くときは、必ずページの上に日付を記入するようにしています。特に、仕事関係でもメインで使っているこのモレスキンの場合は、あとで日付を頼りに読み返したり、書いてある内容を探すことがよくありますので、日付は赤系の目立つインクで書くようにします。

ペリカンM200クラシックデモンストレーター(F) + PILOT色彩雫・月夜

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これは、昨年新しく購入したペリカン限定生産のデモンストレーター(スケルトン)モデル。ペン先はF。まだペン先が若く、若干細めの線になりますが、インクフローは十分。今後が楽しみな1本です。愛媛県松山市のペンギャラリー報画堂の通販で購入しました。この万年筆には、パイロット色彩雫の月夜を入れています。当初はLAMYのブルーブラックを入れて使っていましたが、このインクは古典ブルーブラックという種類のインクなので、スチール製のペン先を持つこのペンで長期間使用していると、ペン先の金属を痛めてしまうということを知り、現在はペン先にやさしい月夜を使うようになりました。

ペリカンM205ブルーデモンストレーター(F) + PILOT ブルーブラック

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青いスケルトンのペリカンM205ブルーデモンストレーターは、わたしが万年筆にハマるきっかけになった1本。もう4年ぐらい毎日使っている手放せない相棒です。津田沼の丸善で購入。毎日ガンガン使っていますので、ペン先も育ってきてスルスルとインクが流れ出てきます。万年筆は使えば使うほど馴染んで育ってくる、ということを実感できた、メイン筆記具。ペン先はM200と同じFですが、こちらのほうがかなり太めの線になります。

インクは通常、ペリカンのロイヤルブルーを入れて使っていますが、現在は検証の意味も含めて、PILOTのブルーブラックを入れています。このインクはLAMYやモンブランなどのいわゆる古典ブルーブラックとは違って、現代版ブルーブラック(笑)。ペン先を痛めたり、長期間使わない時につまらせたりする心配は少ないですが、紙に書いた文字の耐久性という意味では、古典ブルーブラックと比べると弱くなります。PILOTのブルーブラックは、若干グレーが入ったような発色の、いわゆる「正しいブルーブラック」の色です。

LAMYサファリ(スケルトン、M) + PILOT色彩雫・山葡萄

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このペンは主に日付記入用なので、ペン先はM。日付はいつも、赤系やオレンジ系で書いていますので、PILOT色彩雫の山葡萄(やまぶどう)を使っています。サファリは何本か持っていますが、このスケルトンタイプには、いつも日付用として赤系のインクを入れることにしています。他のサファリ軍団については、また後日紹介しますね。

LAMYアルスター(EF) + LAMY ブルー

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方眼サイズの字をちまちまびっしり書くために買った、EFのペン先のアルスターです。サファリはプラスチック製のボディーですが、アルスターは金属製。ボディーの太さもこっちのほうが太め。ペン先はサファリと同じですが、ボディーの材質の違いなのか、全体的にアルスターのほうが書き心地が「シャラシャラ」した感じになります。これはペン先がEFで、まだ購入後時間も経っていないので、目下修行中。

アルスターEFには、LAMYのカートリッジインクのブルーを使っています。通常であればコンバーターを使いますが、サファリ系を購入したときについてくるブルーが何本もたまっていたのと、今回、常用のペリカンのロイヤルブルーよりも色が濃いめの、LAMYのブルーをあえて試しています。

モレスキンの裏抜けチェック

それではさっそく問題となっていた、モレスキンEvernoteスマートノートブックの紙での裏抜け度合いを確認してみましょう。

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この4本の万年筆で並べて書いてみます。線の太さはここで比較するとひと目でわかりますね。

さぁ、紙の裏をみてみると・・・

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2の月夜が、若干裏抜けしているところがありますが、まぁこれぐらいなら許せるレベル。Mのペン先+山葡萄はさすがにかなり裏抜けします。でもこれは日付用なので、この程度であれば目をつぶって使っています。

現在のところ、この4本の万年筆に、マーカーとして三菱ダーマトグラフ
と、先日紹介した、STAEDTLERの蛍光マーカーを使って、毎日ガシガシとモレスキンに書き倒しています。

《Asu》モレスキン&万年筆でも滲まない、裏抜けしない蛍光ペン! この書き心地はクセになります

万年筆のインクは、一度決めたら変えない方がいい、などとよく言われています。確かにそうなのかもしれません。私の場合はどんどんインクを変えて、その時のお気に入りの万年筆にお気に入りのインクを組み合わせて楽しむという考え方です。これから暖かくなってくると、また気分も変わって新しい色の組み合わせを見つけるために、試行錯誤が始まると思います。

こうして、万年筆とインクが増えていく。。。

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