《Asu》アタマからガツーンと来た! 書評:業務改革の教科書―成功率9割のプロが教える全ノウハウ

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こんにちは、久しぶりに「使える」ビジネス書を買いました。Shokunです。

よくある業務改革本は、コンセプトについては結構詳しく書いてあるのに、実際に自分の会社や組織に使おうと思っても、なかなかそのままでは難しい内容が多いですよね。コンセプトにしてもいわゆる「教科書」的な内容で、われわれ庶民からすると、「言ってることは間違っていないんだけどね〜」ってなりがちな感じ。

今回手に入れたのは、ひょんなことからいつもブログを読んでいた、現役バリバリの業務改革コンサルタントである、白川克さんと榊巻亮さんが書かれた、あまりこれまでになかったタイプの業務改革本です。

白川さんのブログはこちらです。結構真面目な内容が多いですが、よくよく読んでみると、非常に面白い考え方がちりばめられており、いつもうんうんうなりながら読ませてもらっています。

プロジェクトマジック:ITmedia オルタナティブ・ブログ

その本のタイトルは、
「業務改革の教科書―成功率9割のプロが教える全ノウハウ」

どんな内容かを紹介する前に、著者の2人からのメッセージを引用します。

★著者 榊巻より
通常、コンサルティング会社はプロジェクトで使う方法論や、ツールを公開しません。
なぜなら、それこそが「メシのタネ」だからです。しかし僕らは、
・すべてをオープンにして、一丸となってプロジェクトを進めなければ上手くいかない。
・僕らの手の内がバレても、世の中から不幸なプロジェクトが減るなら、それでいいじゃないか!
と、わりと本気で思っていて、立ち上げノウハウを文章化することに決めました。
実は、書き始めてから原稿が出来上がるまで、丸々2年半もかかりました……。明文化されていない、暗黙的なコツもたくさんあり、まとめるのに非常に苦労しましたが、その分、実践的な良い教科書になったと思っています。

★著者 白川より
プロジェクト計画は、実行されなければゴミである。
その昔、全社を変革する大きなプロジェクト計画作りに参画したことがある。
その時作られたのは、一言で言えば、「文書ファイル7冊ほどの燃えるゴミ」だった。
「計画書としての質」は高かったのだが、計画が実行に移されることはなかった。いかに書類としてよく書けていたとしても、実行に移されなければ、その会社にとっての価値はない。
僕にとって、この仕事はショッキングだった。あれほどの頭脳と熱意をつぎ込んで成し遂げた仕事が、結局なんの役にも立たなかった。
それ以来、「きちんと実行に移され、プロジェクトを成功に導くプロジェクト計画の作り方」「どう立ち上げれば、プロジェクトは成功するのか」を考えるのはライフワークとなった。この本では、このことについて今のところ僕たちが知っていることを全て書き出した。
皆さんにとって、この本が良き道しるべになりますように。

榊巻さんが書かれているように、この本に載っている数々の図表や手法は、彼らがプロジェクトの現場で使っている、または実際に使われたもの、そのものが紹介されていたりします。

それだけでも超貴重なノウハウですよね。
外部のコンサルと契約してプロジェクトをやるのはちょっと、、、お金もかかるし、、、という、社内コンサル的な活躍を目指している人にとっては、まさに教科書です。

本で詳しく紹介されている内容については、Amazonの目次などを見てもらうとして、ここではわたしが一番グサっときた内容について話すことにします。

変革をリードできない管理職には価値がない!

いきなり1ページ目からこれですよ。

あなたが管理職だとしたら、これからのあなたの仕事は「業務を管理すること」ではない。
本当に期待されていることは「変化をリードすること、変化をマネージすること」である。
(中略)
部下から上がってきたものを承認するだけの管理職は必要とされていない。

特に大きな会社に所属している人は、まずは自分のことを棚に上げて、社内に座っている管理職を観察してみよう。

なんと、「必要とされていない」管理職の多いことでしょうか。

「お前はどうなんだ?!」と言われるかもしれない。が、この本を読むと「おれにもできるかもしれない」という、ヤル気が溢れてくる。

そんな、「変わろう!」という気を起こさせてくれ、具体的に行動を起こすための道標の一つとなってくれる一冊だと思います。

同じく白川さんの本で、教科書形式ではなく実際に行われた業務改革プロジェクトがストーリーで楽しめる、こちらの本もオススメです。

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