《Asu》自分流モレスキンの使い方 使い始めの儀式と使い方の基本ルール

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メインの母艦ノートとして、モレスキンを愛用しています。
そのデザインのシンプルさと、ノート部分の汎用性の高さから、使う人に合わせたいろいろな使い方が使う人の数だけあります。モレスキナリーなどで、素晴らしくアーティスティックなモレスキンが紹介されているのを見て、すごいな〜と思っていますが、私の場合はそんな素敵な使い方はできません。まったく実用的な使い方をしているわけですが、そんな自分なりのモレスキンの使い方を紹介しましょう。

 

使い始めの儀式

新しいモレスキンを使いはじめるときに、いくつかやることがあります。

すべてのページにページ番号を書く

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一枚一枚ページをめくりながら、ページの下の端にページ番号を書いていきます。
私の場合、1ページ目は表紙として使いますので、2枚目を1ページとして番号を書いていきます。

ページ番号を書き入れていくときに、1ページずつめくっていきますので、これですべてのページを開いて触れることになります。これから数ヶ月お世話になるモレスキンに、顔合わせの意味も込めて、ゆっくりと書いていきます。

 

表紙に日付と始まりの言葉で魂を入れる

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1枚目に、使い始めの日付を書きます。
使い終わった時にもここに使い終わりの日付を書きます。

そしてその下に、このモレスキンに魂を入れるため、そして自分に対して、向かう方向を見失わないよう、好きな言葉や文章を書き写します。最近はスティーブ・ジョブズの言葉を書くことが多くなっています。

 

1冊のモレスキンで、仕事もプライベートもなんでも書く

以前は、仕事用のモレスキンと、プライベート用のモレスキンを別々の2冊で使っていましたが、現在は1冊のモレスキンで両方まとめて使うようになりました。仕事をしているときに、仕事以外のアイデアが浮かんだとき、別のノートを出してきて書くのが面倒ですし、会議なんかで別の場所に移動するときも、2冊持っていくのは大変です。

そこで、1冊のモレスキンを両方に使うために、普通に1ページ目からは仕事の内容を書いていき、最終ページからはプライベートの内容を書いていく、という使い方を始めました。

この使い方が自分には非常に合っていたようです。仕事をしていてふと何か別のことを思いついたときでも、ぱっとページを変えるだけですぐに書き込むことができます。反対に、自宅などで仕事のアイデアが思い浮かんだときも、すぐに書き始めることができます。

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今使っているモレスキン(Evernoteスマートノートブック・ラージ・スクエアード)は、そろそろ使い終わりますが、仕事用とプライベート用の比率はこの写真ぐらい。

 

万年筆のインク相性チェック

新しいモレスキンに書く最初の内容は、今使っている万年筆とインクの相性チェックです。

モレスキンは、手に入れた個体によって、紙質が大きく違うことがあり、インクの滲みや裏抜けの性質が非常にバラツキがあります。メーカーに問い合わせた結果としては、原料や製法を変えていないというふうに返答がありましたが、経験上、明らかに個体による紙質の差があります。製造された国や工場、あるいは原料のロットによる品質差が影響しているのかもしれませんね。

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今使っている万年筆とインクの組み合わせを、全て試し書きを行い、紙とインクの相性をチェックします。そして裏抜けがひどい個体に当たった場合は、使うのに支障がないレベルの組み合わせの模索が始まります。

基本的なインクの使い分けのルールは次のようにしています。

  • 日付・・・赤系統の色
  • 本文・・・黒、青、茶系統を使い分けていく

内容を書くときには、必ずはじめに日付を書き入れます。これはあとでノートを読み返したり、以前書いた内容を探すときの重要なタグになりますので、よく目立つように赤系統の色を使うことにしています。

本文は基本的になんでもありです、自分の好きなインクをあれこれ使い分けています。特にルールを決めた使い分けはしていません。ただ、あとで追記をするときには、元々書いてあるインクとは違う色で書き込むようにすると、区別がつきやすくなります。

また、基本、筆記具は万年筆を使いますので、マーカーは普通の蛍光ペンを使うとインクが滲んでしまいます。そこで、固形ジェルインクの蛍光ペンを見つけてからは、これを愛用しています。ヌルヌルした書き心地はクセになります。

参考記事:

 

 

付箋を何枚かセットしておくと便利

モレスキンは表紙がハードカバーですから、表紙の裏などにいろいろなものを貼り付けても安定しています。そこで、裏表紙の見返しやいろいろな場所に付箋紙を予め何枚か貼り付けておきます。

ちょっとしたアイデアや、タスクを思いついた時、まずは付箋紙に走り書きをします。
そして分かりやすい場所に貼り付けておきます。そしてタスクが終了したときには、モレスキンのページにこれを貼り付けて、その横に結果や他のメモを書き込むようにします。

アイデアの場合でも、あえて清書はせず、最初の走り書きメモをノートに貼り付けて、そのまわりにペンで書き込みながら発想を暖めていきます。他の人と話をするときでも、付箋紙にいろいろ書いて、それを机の上やホワイトボードなどに貼り付けて話をすることがありますので、いつでも持ち歩いている母艦ノートであるモレスキンに貼り付けておくと、非常に便利です。

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こんな感じで貼り付けておきます。実際はもっといろいろな種類をつけています。

 

ポケットには名刺も数枚忘れずに

モレスキンの巻末のポケットには使っていくうちにいろいろなものが入っていきますが、最初にいつも仕込んでおくのが、名刺です。名刺入れを持っていないときに、突発的に初対面の人と話す機会がやってくることもあります。こういうときでもノートはたいがい持ち歩いていますので、この中に数枚名刺を潜ませておくと、こういうチャンスを逃すことがありません。

 

日々変わっていくのがモレスキン流

最初にも書きましたが、非常に自由度が高いノートブックであるモレスキンは、その使い方でもいろいろなアイデアを受け止めてくれます。

また、多くのブログや書籍でもノートの活用法が紹介されていますので、気になった使い方はどんどん試してみるようにしています。自分に合わなければやめればいい、という考え方で、ガンガン使っていく。これこそがモレスキン流と言えるのではないでしょうか。

今回はモレスキンの使い始めの儀式と、基本的な使い方のルールについて紹介しました。ノートを自分の仕事やプライベートにどのように使っているかは、また別の機会に書いてみたいと思っています。

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