《Asu》ブログ考。2 書き続けることの先にあるもの
2013年2月27日に書いた、前回のエントリーが予想外にたくさん読まれている、といううれしい状況となっています。
このあいだ書いたこと
このエントリーで私は、「どうして書き続けるか」ということに対して、こんなふうに書きました。
アウトプットを前提としていろいろなモノゴトを見ることで、これまで軽くスルーしていたことに、いろいろな意味が見えるようになってくる
また、ライティングの世界の第一人者の方をイメージして、
同じタイミングで、同じ情報に触れていながら、どうして彼らはそれを、多くの人に受け入れてもらえるようなカタチでアウトプットすることができるのでしょうか? このあたりにヒントがありそうな気がします。同じように見、聞き、考えたにもかかわらず、自分はそれをアウトプットしようと思わなかった(少なくともそのとき)。
その理由を考えた時、3つのことが考えられます。
- 情報をインプットするアンテナの張り巡らせ方。
- 情報を取り込んだときの、自分の中で起きる気づき、思考の化学変化の感度。
- 「まず書く」という行動を起こすかどうか。
これらはいずれも、自分の中の感性や、スキル(能力)が良い方向に進むという視点で考えていたことでした。
ブログが魂を持ち始める!
おもしろい記事を見つけました。
150記事書くとブログは魂を持ち始めるらしい|jMatsuzaki
著者の松崎さんは、こんなふうに書かれています。
ここにきて私は理解しました。ブログ記事の数が150を超えると、ブログはついに魂を持ち始めるらしいのです。
開設当初は大変な苦役でした。長々と時間をかけて丹念に作り上げた記事も大した出来になりゃしない。ろくに歩こうともしなけりゃ、立ち上がろうとすらしない。「ちぇ、馬鹿にしてやがる」って言葉を口癖に、毎日ブログのネタ探し。ブログの首に鎖を付けて、ヒィヒィ言いながら一生懸命このブログを引っ張って来ました。
しかし、最近になって少しずつ変化が表れはじめます。それは、ブログというものがまるで魂を持った様に、独自に人と会話する様になり、私自身の事を私よりもずっと雄弁に他人に語る様になってきたのです。
ブログの記事が150を越えると、変化を起こす!
この言葉は、私がイメージしていたこととドンピシャ。まさにこんなことを言いたかったわけです。私自身はまだまだ駆け出しブロガーですが、かなり以前のホームページ運営の経験や、雑誌での連載記事を何年も継続してきた経験から、ブログにおいてもこのように、コンテンツたちが一人歩きするようになり、自分が何か行動を起こすわけではないのに、いろいろなものを運んでくるようになります。
私が必死に引っ張っているつもりだった首の鎖も、いつしか立場が逆転し、鎖を掴んでいる私の方が”彼”に引っ張られる事すらあります。「汝、アレを見てみよ」「汝、ソレを調べてみよ」ってな具合です。
また、“彼”は私の前面に立って人と積極的に会話します。“彼”の饒舌さは人を惹きつける魅力があり、無数のかけがえの無い出会いを私にもたらしてくれました。
私もこのブログを通じて、この感覚をまた、感じてみたい。取り戻してみたいと思っています。
アスノート Asunote.jpを立ち上げるまで、自分を試してみる意味で始めた、無料ブログ:なんくるないさぁ で、計99本の記事を書きました。
そしてこのアスノートでは、この記事が25本目のエントリーとなります。
99本はこれから書き続けていくための準備運動です。このブログが「魂」を持ち始める150本まで、あと125本。毎日試行錯誤しながら、続けていこうと思います。
『ブログを書き続ける』というフレーズで検索すると、多くのブロガーの先輩たちがこのテーマで記事を書かれているのを見つけることができます。その中で何割かは「ブログを書き続けるためのテクニック○○」のような内容です。
私のポリシーとして、先にPVありきではなく、テクニックありきでもなく、
ブログを書き続けること その先に見える何かを、常に頭において、饒舌になった”彼”がどのようなことをしでかしてくれるか想像しながら、続けていこうと思います。
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▽テクニック面の鉄板参考書 通称「ブログ本」
Kindle版もあります。常にあちこち読み返しています。