《Asu》東京蔵前 カキモリ ink stand に潜入!〜オリジナル万年筆インク作り体験記〜こりゃ時間がいくらあっても足りない
こだわりの文房具、そしてオリジナルノートで有名な、東京 蔵前にあるカキモリ インクスタンドに行ってきました。
今回はノートではなく、自分だけの万年筆インクを作ることができる「ink stand」がお目当て。仕事を終えた後、地下鉄で蔵前に向かいました。
カキモリ ink stand
地下鉄鞍馬駅のA0出口から地上に出ると、すぐそばに私が大好きなエムピウがあります。
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ここから国際通りを渡るとすぐにカキモリのお店が目に入ります。
その隣にインクスタンドがあります。上の写真の左側がink stand 右側がカキモリです。
お店の中はシンプルです。大きなカウンターがひとつ。その中にスタッフの方が。
ここがカウンターの内側。ブレンドの作業はここでやります。
そしてこちらがカウンターの上。目の前に並んだ16種類のインクを自分でブレンドして、自分だけのオリジナルインクを作り出します。
ずらりと並ぶインク。こちらのインクはプライベートリザーブのインクだそうです。プライベートリザーブのスタンダードインクは、ブレンドすることを前提として作られているため、混合しても色が濁らず、キレイに発色してくれるという特徴があります。
自分でブレンドするための、ミキシングセットもありますが、いろいろな色のインクを自分で買い揃えるのは大変です。でも、ここインクスタンドに来れば全てのカラーのインクが使い放題です。そういう意味でもお得ですね。
さっそくインクのブレンド!にとりかかる前に
店内には、何種類かのブレンドされたカラーのサンプルが置いてあります。そのブレンド比率も書いてありますので、これからインクを作る前にひととおり眺めて、イメージをある程度固めておきます。
ずらりと並んだブレンドサンプル。すでにこの時点で迷いまくりです(笑)
素材となるインクは16色
ブレンドに使えるインクはこれから紹介する16色です。
さっそくブレンドにチャレンジ
作業用のカウンターには、調色用のちっちゃなビーカーと、混ぜるためのガラス棒、そして試し書きのためのガラスペン、そして試し書き用紙がセットされます。
インクの瓶のキャップにはスポイトがセットされていますので、ビーカーの中に1滴、2滴、、、というふうに量を数えながら混ぜていきます。
今回は青系の色を作ることにしたので、Sonic Blueをベースにいろいろと混ぜながら試行錯誤。
試行錯誤の過程を紙に残していきます。
やや緑がかったグレーも試してみました。
いろいろと迷った挙句、最終的にどうなったでしょうか。レシピが決まったら、スタッフの方に申告します。ブレンドしてもらうのに約20分。
オリジナルインクが完成!
じゃーん!できあがりました。
インクボトルもスリムないい感じです。このボトルだけが欲しくなる。容量は33ml。自分的にはちょうどいいサイズです。普通のインクって、50mlぐらい入っていることもあって、なかなか最後まで使い切ることができません。結果としてあれこれ買っているうちにインク瓶だらけになってしまう。
箱の中にはインクボトルの他に、レシピと作成日が書かれたカードが入っていました。同じ色を再度注文する場合は、このレシピカードを持っていけばオッケーです。
結局、シンプルに2色のブレンドとなりました。
- Sonic Blue :2
- Gray Flannel :1
名づけて「Sonic Gray Blue Flannel」!そのまんまです(笑)
ややグレーがかった深みがありかつ濃淡もしっかり出てくれるブルーです。
試し書き。右に見えるペンについてはまた後ほど。
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インクブレンドは理科の実験みたいな感じで楽しかったです
まとめ。
- スポイトやビーカーで色を混ぜていくのは、実験みたいで単純に楽しい!
- 色をブレンドすると、予想もつかないような変化をすることがある。この世界は深い。
- 土日の昼間は結構人が多いらしいので、平日の閉店前は穴場かも。
- また行きたい!
- 蔵前は他にも素敵なお店がありそう。ゆっくり探索してみたい!
初めて作ったオリジナルインク、さっそく万年筆に入れて使ってみようと思います。
まずはコンバーター付きのサファリでお試ししてみましょう。コンバーターを使えば、お手持ちのカートリッジ式の万年筆でいろいろなインクを楽しむことができます。オススメ!
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プライベートリザーブから、自分でインクのブレンドをするための「ミキシングセット」が発売されているようです。いつかこれも試してみたい!