《Asu》サイボウズ kintone hive vol.2に参加!(1)kintoneの衝撃

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業務で使えるWebデータベース&業務アプリプラットフォームである、サイボウズのkintone(きんとーん)のユーザーミーティング「kintone hive vol.2」が開催されました。

kinote hive VOL.2

2015年5月の第1回に続いて今回は第2回の開催で、私は前回も参加しました。さらに今回は事例紹介の講演をする機会をいただきました。

このブログを読んでいる方には、「kintoneってなに??」という方も多いかと思います。これからの一連の記事で、それも含めて取り上げていきたいと思います。

kintoneってなあに?

情報システム関連のお仕事をされている方であれば、最近いろいろなところで名前を聞いたこともあるかもしれません。

kintone – サイボウズのビジネスアプリ作成プラットフォーム

サイボウズ社について

サイボウズは、もともと「グループウェア」のソフトウェアを作っている会社です。グループウェアというのは、会社や組織なんかでチームのメンバーと情報共有をして、チームワークを向上させるためのシステムです。

具体的には、スケジュールを共有したり、掲示板や、ファイル共有、あとはワークフローのような、主にチームで仕事を進めていくための便利機能がひとまとめになったものです。

kintoneについて

そんなサイボウズが2011年にkintoneというサービスをリリースしました。

  • kintoneのはじめの文字は小文字の「k」
  • 読み方は「きんとーん」
  • 名前の由来は、孫悟空の筋斗雲(きんとうん)とクラウドの雲をかけたもの

kintoneの機能を簡単に言えば、業務で使えるシステムを、Webブラウザー上からカンタンに作ることができるシステムです。

kintoneのインパクト

従来、業務で使うシステムのアプリケーションは、買ってきてすぐに使えるものは少なく、利用したい会社や部署でそれぞれのニーズに対応するために、システム開発でカスタマイズをすることが通常でした。

システム開発をするためにはプログラムを書く必要があり、システム開発会社に依頼をして、結構高い料金と時間をかけて進める必要がある、相当気合いが必要なお仕事でした。

従来であれば、ん百万円と数ヶ月の時間がかかっていたような業務システムを、場合によっては数時間で作れてしまう。これがkintoneのスゴイところです。もちろん、すべての業務アプリがカンタンに作れるわけではなく、kintoneの得意とする領域があります。

また、kintoneはクラウド上で動くシステムなので、インターネットに接続可能な環境があれば、MacやWindowsのパソコンだけでなく、タブレットやスマートフォンからでも利用することができます。

「仕事は会社で」という概念は、これけらのクラウドが主流となる世界ではもう、過去のものですね。

場所やデバイスに制約されることなく、業務を進めることができる。これからは、そういうことを想定した上で、業務の流れや、会社の制度も進化させていかないといけないと思います。

私とkintoneとの関係

kintoneとの出会い

私は会社の情報システム部門に所属しています。一緒に仕事をしている仲間から、kintoneが発表された直後に「面白いものが出た!」という話があり、さっそくテスト環境をさわってみました。

すると、簡単な業務アプリであれば、ほぼマウスの操作だけで、操作画面やデータベースを簡単に作ることができます。しかも利用料金はユーザー1人あたりの月額制で、アプリはたくさん作っても定額です。

それまでの問題点〜Excel職人の弊害

会社のなかを見渡すと、会計などの会社の基幹的な業務については、全社で立派なシステムが入っています。しかしそのシステムがカバーしている業務はごく一部です。現実的は会社全体のなかでの多くの仕事が、Excelと電子メールで行われていました。

Excelも非常に高機能で、かつ誰でも少し勉強すればそれらの機能をある程度使うことができます。なんでもできるがゆえに、職場にExcel職人のような人が出てきて、Excelの業務ツール?のようなものが大量に作られ、使われていました。

部署ごとにExcel職人さんがいると、同じ業務でも部署によってやり方が違ったり、取り扱うデータの形式が違っていたりします。詳細は作った本人にしかわからないため、退職や異動などで職人さんがいなくなるとツールは一気にブラックボックス化してしまいます。

kintoneは、それらの問題を一気に解決して、これまで以上に業務の効率をアップさせ、生産性を向上させる可能性があると思いました。

常に進化を続けるkintone

発表当時も大きなインパクトがあったkintoneでしたが、具体的に仕事に使いたいシーンを考えた時には、まだまだ足りない機能がありました。

kintoneは、この手の製品にしては珍しく、数ヶ月に一度かなりの機能追加や改善が行われていました。そこで、常に最新動向をチェックしながら、利用の機会を伺っていました。

アップデート情報 | サイボウズのビジネスアプリ作成プラットフォーム「kintone」

ある程度の機能が充実してきたタイミングで利用をスタートしました。最初は周りの数人からのスモールスタート。5人以上であれば1人単位で利用者を追加したり減らしたりできるのもクラウドサービスの良いところです。

これはハマる!

自分でいろいろといじり始めてみると、いろんなことがわかってきます。Excelで作っていた「〇〇管理台帳」みたいなものをkintoneアプリ化するのは非常に簡単に作れてしまいます。

アプリの具体的な作り方についてはまた別の機会に取り上げてみたいと思います。そんな中で会社としてkintoneで作ってみたい業務との出会いがあり、社内での小規模正式導入を決めました。

ある程度のアプリであれば、自分でどんどん作れてしまうことは非常に楽しく、Excelのある部分に取って代わることを予感させる大きな可能性を感じました。

今回事例発表の講演をすることになった経緯

2015年5月に初めて開催されたkintoneユーザーイベント「kintone hive vol.1」に参加しました。

他社の事例紹介や、開発者の方のライトニングトークなどがあり、非常に有益な時間でした。

夕方に行われた懇親会で、kintoneのプロダクトマネージャーである伊佐さんと話をしていて、突然「次回のイベントで事例発表しませんか?!」という話になりました。

こういうイベントは、参加して話を聞くだけではなく、発信する側になった方が自分が得るものも大きいと思っていたので願っても無いチャンスでした。

また、美味しいシャンパンの酔いと、伊佐さんの笑顔による無言のプレッシャーもあり、事例講演をすることを快諾させていだだきました。

次回はさっそく事例発表講演についてです。

続きはこちらから

《Asu》サイボウズ kintone hive vol.2に参加!(2)あのTEDのようなカッコいいステージへ | アスノート AsuNote.jp

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