《Asu》Google Reader終了に思う Google、ラリー・ペイジがこれから目指す場所

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今回の「Google Reader」終了のニュースは、われわれユーザーに大きなインパクトを与えています。今回のGoogleのサービス(事業)整理から、Googleという組織が今後どのような方向を目指して進んでいくのか、ネットではいろいろな予想が議論されています。

 

Google ReaderのOfficial Bogではこう書かれています。

There are two simple reasons for this: usage of Google Reader has declined, and as a company we’re pouring all of our energy into fewer products. We think that kind of focus will make for a better user experience.

2つの単純な理由が、これにはあります:Google Readerの使用法は落ちました、そして、会社として、我々はエネルギーの全てをより少しの製品へ注いでいます。 我々は、そういう焦点がより良いユーザー経験に役立つと思います。(日本語訳:LINE英語通訳)

目を引いたひとつの記事を紹介します。

 

Androidの生みの親・ルービン氏の異動

 実はグーグルは今回の告知と同じ日に、これまでモバイル基本ソフト(OS)「アンドロイド(Android)」部門を率いてきたアンディ・ルービン氏が別の役職に就くと発表した。アンドロイドは今や世界で60社以上のメーカーが採用するOSで、グーグルの主力事業の1つになっているが、ルービン氏はその始祖と言われる人物だ。

というのもアンドロイドはもともとこのルービン氏が設立した同名の会社が開発したOS。これをグーグルが2005年に買収し、それ以来アンドロイドはルービン氏の指揮の下、グーグルで開発が進められてきた。大物幹部の人事異動という事の大きさは、グーグルのラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)自らが発表を行ったということからもうかがえる。

当初この人事は、今回のGoogle Readerの件とは関連性がないものと思われていたが、その後の報道によると、現在Googleが行おうとしている、大規模な組織再編の一環であることがわかってきたということだそうです。
参考:米ウォールストリート・ジャーナル、米コンピューターワールド

 

ラリー・ペイジが目指すGoogle像

これらの報道により明らかになった事実:

  1. 「地図およびコマース部門」のトップを務めてきた幹部も退き、別の部署に移る
  2. さらにこの部門を分割し、地図事業を検索部門に、コマース事業を広告部門にそれぞれ統合する
  3. アンドロイド部門は、ウェブブラウザー「クローム(Chrome)」部門に統合される

これらの組織再編は、ラリー・ペイジCEOの強い意向だそうで、以下のようなことを目指したアクションであるということです。

  • グーグルのさまざまなサービスが、簡素で一貫した利用体験になるよう目指す
  • 組織再編でその業務遂行を加速させたい
  • 意思決定も早め、社内の資源をより大きな事業に注ぐ

ラリー・ペイジが25歳の時にGoogleを設立し、Googleのコアとなる考え方はペイジ&ブリンの思想で進められていました。一方、企業経営という意味では敏腕経営者でもあるエリック・シュミットをCEOとして招き、創業者ペイジ、ブリン、そしてエリック・シュミットの3頭体制でここまでGoogleを成長させてきました。2011年からはシュミットは会長となり、ラリー・ペイジがCEOとして経営を担っています。

今回のこの動きを含めて、今後はラリー・ペイジの考え方が経営にも、より強く現れてくることが予想されます。現在進められている最先端プロジェクト、自動走行車の開発、Google Glassによる未来のガジェットスタイル、さらには自社ブランドによるタブレットデバイスの発売等、これからのGoogleの動きは要注目だと思います。

 

Googleのビジネスモデルはどう変わる?

これまで私は、Googleのビジネスモデルは次の一本に集中していると見ていました。『Googleはさまざまな手段を用いて、自社の検索サービスをより多くの人に使わせ、広告収入によって収益をあげる』

これから先、2の手、3の手をどういう形でとってくるか、楽しみです。

ラリー・ペイジの根底に流れている思想を深く知るために、この本がオススメです。

2013-03-19 13.57 のイメージ

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